2012年4月2日月曜日

卯月

大豆です
大豆は”畑の肉”と昔から言われていますが、いつ頃から言われているかと言うと
1712年にオランダの植物学者ケンペルがヨーロッパに大豆を伝え その後ドイツで大豆が肉に匹敵する量のたんぱく質を含んでいる事が解ったことから”大豆は畑の肉”と呼ばれる様になったそうです。
大豆(乾燥)の約30%はたんぱく質です。この大豆たんぱく質は、必須アミノ酸がバランスよく含まれた良質なものです。大豆たんぱく質には、血中コレステロールの低下作用、肥満の改善効果などの生理機能があるといわれています。

大豆の代表料理と言えば やっぱり豆腐です

豆腐は作り立てが一番美味しいと言います だったら手作り豆腐を作った方が良いです
豆腐は豆乳を作りニガリを入れるだけだから簡単です


汲み出し豆腐の完成です

割烹 呑でおまかせコースの1品としてお出ししてます
毎日 大豆から豆乳を絞り豆腐を作っているので 味も風味も最高で醤油無しでも食べれる美味しさです
インドネシア産の大豆を使ってインドネシアで作った手作り豆腐を是非御賞味下さい

皆様のお越しをお待ちしてます



☆どんトリビア(37)

「豆を腐らせたもの」が”納豆”で「豆を箱に納れて絞ったもの」が”豆腐”なのに 漢字だと”納豆”と"豆腐"では意味が逆だと言う人もいますが
これは、豆腐の「腐」が「くさる」と理解されている事と、納豆が
「くさった食べ物」と言うことから生じた説だと思われます。

実は古くから中国では「腐」は腐ると言う意味では無く 「ブヨブヨしたもの(コロイド状)」と言う意味があります
例えば中国ではヨーグルトのことを「乳腐」(ルウフウ)と書いたりします
これは乳が腐ったもの、という意味ではなく、乳がブヨブヨになっ
たものという意味からきているそうです。
ですから、豆腐は豆が腐ったから「豆腐」と名付けられたのではなく、
豆を加工してブヨブヨしたものだから豆腐です。

”納豆”という名前は、寺の納所(台所)で作られたことに由来するといわれています。
肉食が禁じられていたお坊さんたちにとって、納豆は非常に重要なタンパク源でした。
納所で大豆を原料に作るから「納豆」です

”豆腐”は中国から伝わってきた食品だから漢字がそのまま使われ ”納豆”は日本で作られた食品だから漢字も日本語の意味で使われているから 漢字が逆と言う事ではないのです。
 


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