2012年2月24日金曜日

続 味の基本です

日本料理でよく使う調味料の一つ”みりん”
店に買いに行くと”本みりん”と”みりん風調味料”と2種類ある
どちらも”みりん”だから同じだと思いがちですが、本当は全然違います
”本みりん”
本みりんはアルコール12~14%で原材料(モチ米、米麹、醸造用アルコールなど)を使用しているのでアルコール飲料として扱われる為、酒税法により酒税がかかる酒類に分類される
(以外に知られていない)


 ”みりん風調味料”
みりん風調味料は原材料(水あめ、調味料、酸味料)で作られている
甘みを出す為に人工甘味料なども使われ酒税もかからず安価である 
簡単に言えば”みりん風調味料”は(水あめと添加物で作った人工的液体)と言うことになる

みりんは元々は飲用であり、甘みのある高級酒として飲まれていた
作り方は蒸したモチ米に米麹を混ぜ、焼酎または醸造用アルコールを加えて60日間ほど熟成したものを、圧搾、濾過して造る
みりんの語源は中国に実際存在した密淋(ミイリン)という甘い酒が、戦国時代の頃伝来したというもので みりんの”淋(りん)”は、したたるの意味と言う説と
日本に古くから存在した”練酒、白酒”などの甘いお酒の腐敗防止のためにアルコールを加えていたのが改良されて”みりん”になったという説の2つある
甘味は塩味と同様に料理には欠かせない基本の味ですから料理が美味しくなるも美味しく無くなるも この2つの味にかかっていると言っても過言ではありません

皆様のお越しをお待ちしてます




☆インドネシアトリビア①

インドネシアの首都ジャカルタ(Jakarta)は、元来ジャヤ・カルタ(Jaya Karta)で、「勝利の都」という意味である。1527年、それまでスンダ・クラパと呼ばれていたこの地を占領したポルトガル人の手から奪還したことに由来するという。

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